五十嵐 史帆

図画工作・美術科教育担当

「つくる行為」に注目し,従来の教科・領域の枠にとらわれない視点から「美術」「教育」を再考していくことを研究のテーマにしてきました。描いたり,つくったりする過程で子どもたちがどのように変化するのかを行為分析の手法を用いて明らかにし,学校教育における「ものをつくることによる教育」の新しいあり方を探求しています。また、木を用いた制作も行い作品で発表しています。

　授業では,小・中学校の教員を中心に，学芸員など美術にかかわる生涯教育の担い手を育成すること目的に,理論だけでなく実践も重視し,具体的な活動の場から学べることを心がけています。他にも，放課後の子どもたちと行う造形ワークショップ「ヨリ・ミチ」を運営し，子どもや地域とつながる活動を通して,指導者としての能力と実践力を高める場を展開しています。