ゆ  きちょん

兪 期天

Yoo Kichun

人間には潜在的に「ものづくり」への欲求があると思います。実用的なものから装飾的なものまで、歴史から学ぶことが出来ます。作る行為自体にも魅力がありますし、出来た物を使うという行為もまた楽しいものです。そんな「ものづくり」は、素材との関わりが大切になってきます。素材の特性を知り、活かすことで成り立ちます。「ものづくり」の基となる様々な素材へのアプローチと挑戦によって、工芸の可能性は広がります。


 私の主となる研究は染付と白磁の作品制作です。染付は白磁の胎に青い顔料で絵付けを施す技法で形体と加飾とのバランスを重視し、白磁は形体のみで表現します。いずれも自然をモチーフに制作を行っています。自身の創作活動から得られる知見を多角的に考察し、研究活動と指導に生かしたいと考えています。

 実技指導では、轆轤や型を用いた成形技法、下絵付や化粧を用いた加飾技法、窯焼成に至るまでの総合的な専門指導を行います。また工芸ならではの使う楽しみも伝えていきたい事項です。専門的な技術や知識を習得することで、小・中学生を対象としたワークショップの実施が可能となります。「ものづくり」の楽しさを伝える工芸教育を目標とします。



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