
よつめ りえ
四ツ目 理恵
Yotsume Rie
図画工作・美術教育を専門に、子どもの表現や学びの過程について研究しています。特に、作品の完成だけではなく、「つくる・つくりかえる・つくる」という過程の中で、子どもが何を感じ、考え、他者や環境と関わりながら表現を変化させていくのかに関心があります。
現在は、地域との関わりを生かした図画工作の授業実践や教材開発にも取り組んでいます。地域を単なる「教材」として扱うのではなく、子どもの表現や鑑賞を支える学習環境として捉え、地域との関わりが子どもの主体的な学びにどのようにつながるのかを考えています。
授業づくりでは、子どもが「何をつくるか」だけでなく、「なぜつくるのか」「誰に届けたいのか」といった表現の目的にも目を向けられることを大切にしています。一方で、子どもの表現を教師が方向づけすぎないことにも関心があり、自由な表現と目的をもった表現との間をどのようにデザインするかを考えています。
また、学生への美術教育・図画工作科教育の指導にも携わり、理論だけでなく、実際に材料に触れたり、つくったり、試行錯誤したりする経験を通して授業を考えることを大切にしています。
自分自身の制作経験や、これまで学んできた美術・教育・思想を行き来しながら、「表現するとはどういうことか」「人はなぜつくるのか」という問いを、教育の場から考え続けています。
